妊娠中や産後の尿もれ原因は?尿もれを改善する簡単な方法

骨盤底筋群の解剖図

妊娠中や産後の尿もれは珍しくありません。
実は日本における成人女性の約半数の方が尿もれを経験しています。

なぜ尿もれが起こるの?
一人目の妊娠ではなかったのに二人目で尿もれが起きるのはなぜ?
原因と簡単にできる予防・改善法をお伝えします。

妊娠中や産後の尿もれの原因は?

原因を知るためには
まず尿もれのキーポイントとなる
骨盤底筋群という存在を知らなければなりません。

尿もれのキーポイント骨盤底筋群

こちらは女性の骨盤を上から見た図です↓

骨盤底筋群の図
ちょうど中心に穴が空いているのが肛門です。
そして周りの赤いものが骨盤底筋群といい、
骨盤の底をハンモックのように張り巡らせている筋肉です。
たくさんの筋肉で骨盤の底を支えているので「群」が付きます。
骨盤底筋群は主に
★腸や子宮などの内臓を支える
★排尿・排便をコントロールする
という働きがあります。

つまり骨盤底筋群の働きが弱まっているということが
尿もれの原因と考えられます。

骨盤底筋群の働きが弱まる原因は?

妊娠すると子宮がみるみる大きくなり、妊娠末期には
赤ちゃんや羊水、胎盤などを含めると約8kgくらいの重さになります。
骨盤底筋群は立つ・座る姿勢では
常にこの重さを支えているということになります。
ハンモックに重いものをずっと乗せていると
だんだん伸びてくるのが想像できるかと思います。
筋肉もゴムのような性質で伸びると力が弱まるために
骨盤底筋群の働きが弱まる・・
ということに繋がります。

また骨盤底筋群は呼吸と連動して動き、
息を吸うと身体の中に引き込まれ、
反対に息を吐くと身体の下に押し下げられます。
そのため、くしゃみや咳などで吐く力が大きい場合など
お腹の中の圧が高まることにより骨盤底筋群は下に押し下げられます。

このことから以下のことによって骨盤底筋群の働きが弱まると考えられます。

☑️ 花粉症や喘息がある
☑️ 便秘症である
☑️ 妊娠・分娩経験がある
☑️ 加齢・閉経 

一人目の妊娠ではなかった尿もれが二人目で経験するのは
一人目で伸びてしまった骨盤底筋群が回復する間もないまま
さらにまた重い赤ちゃんを支えなくてはいけなくなり
キャパオーバーによって症状を自覚されると考えられます。

骨盤底筋群が弱まるとどうなる?

このことから想像がつくと思いますが
尿もれだけに留まりません。
骨盤底筋群の力が弱まる度合いによって症状が変わってきます。
わかりやすいように1〜6段階で表してみました。

咳やくしゃみ・ジャンプでガス漏れ・尿漏れ
走った時にガズ漏れ・尿漏れ
歩いたり、お腹いっぱい食べてガズ漏れ・尿漏れ
便漏れ
5  子宮下垂・直腸下垂など臓器が本来の位置より下がる
子宮脱・直腸脱など臓器が体外に脱出

これは必ずしも1から順に症状が出てくるわけではありません。
妊娠中は尿もれがなかったのに出産後に子宮脱になった・・という方もいます。
上記の症状がある方は自分が軽いから大丈夫・・と決して思わないでください。

尿もれを改善する簡単な方法

アメリカの子宮脱など臓器脱の手術を専門とする先生に
直接伺ったことがあります。
先生曰くー
「骨盤底筋群の手術をしても再発する確率が高い。」
「いちばん治療として有効なのは筋力トレーニングだ!」
と話していました。
そこで簡単にできるトレーニング法をお伝えしますので
是非、やってみてくださいね。

朝晩の1日2回でOK!
骨盤底筋トレーニング

①膝を立ててお腹に手を置きます。
②ゆっくり息を吸い、お腹に風船があるイメージで大きく膨らませます。
③次に息を吐きますが丸い風船をイメージし、
 上から横から下からと
 風船を小さくするイメージをして吐きます。

【POINT】
☆出来るだけ長く息を吐く!
☆骨盤底筋群が身体の中に引き込まれるイメージをして吐く!

以上、10回呼吸するだけです。
骨盤底筋群は呼吸をする筋肉と連動しているため
大きくしっかり呼吸することで鍛えられます。

今回は当サロンでも最も症状の多い「尿もれ」についてお伝えしました。
文面だけではわからない・・
トレーニングが苦手・・
という方は是非、当サロンにお越しください。
個別でトレーニングさせて頂きます。
トレーニングが苦手という方は骨盤底筋群まで鍛えることができるEMSを使用します。
このような骨盤底筋群のトレーニングや筋力UPをお望みの方は
是非、Ann-bの産後骨盤ケア4回コースをご体験ください。

<追記>
当サロンでは産前・産後の方を専門としており、
特に免疫力が低下している時期にお越し頂くことから
お客様の健康・安全を第一に考え
新型コロナウィルス感染拡大防止のために営業を休止しております。
いつでも再開できるように準備していますが
感染の影響が不透明なところもあるため
いつから再開できるか、お約束できない現状です。
しかし、ギリギリまで粘り
再開の日を目指して
全力を尽くしたいと思います。
ご理解の程、宜しくお願い致します。

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