当サロンでもご質問の多い骨盤ベルト。
結論から言うと、
骨盤ベルトのデメリットも大きいので
本当に自分が骨盤ベルトを必要としているのか、
ということを慎重に判断しなくてはいけません。
骨盤ベルトの有効性とデメリット、自分には必要なのか・・ということについて具体的に解説します。

骨盤ベルトの有効性

妊娠をすると、赤ちゃんが産道をスムーズに通過できるように関節や靭帯を緩めるホルモンが分泌されます。
このホルモンは産後3〜5日でほとんど消失すると考えられています。

関節や靭帯が緩んだ不安定な状態を周りの筋肉がサポートするのですが、もともと骨盤に歪みがあったり
筋肉量が少ない方、
筋肉が硬く、血行不良を起こしている方は
その筋肉に付着している骨に痛みを感じやすくなります。
ベルトはわかりやすく言うと「筋肉の代用」なので
このような方は骨盤ベルトを使用することで痛みが軽減することもあります。

また産後直後は赤ちゃんが産道を通過した影響で
骨盤が捻挫をしたように靭帯などが損傷を受けているケースもあります。
その場合にも、骨盤を固定して安静にするという理由から
骨盤ベルトを使用することが良い場合もあります。

このことから骨盤ベルトの有効性はあくまで
「痛みの軽減」と「安静」です。
これ以外に使用する目的はありません。
まして、骨盤を締める・・などといった美容目的で使用することは
オススメしません。
そもそも、出産時に骨盤はミリ単位でしか可動しませんし、
骨と骨を締め付けても、それ以上縮まることはありません。
次の骨盤ベルトのデメリットを理解した上で
慎重に使用するかを判断して頂きたいと思います。

骨盤ベルトのデメリット

① 筋肉量が減少する

これが一番大きなデメリットです。
簡単に言うと骨盤ベルトとは骨盤にギプスを巻いているのと同じです。
足にギプスを使用した経験のある方はわかると思いますが
ギプスを外すと足が細くなっています。
それは筋肉が使われずに筋肉量が減ってしまった・・ということです。

先ほどの骨盤ベルトは「筋肉の代用」と話しましたが
装着することで、本来ある筋肉は減っていきます。
そのために、使用していた期間や時間が長い方ほど
「ベルトを外すとグラグラして歩けないんです」と
当サロンにお越しになられます。

骨盤ベルトがないと歩けない・・とても怖いことです。

② 股関節に炎症を起こしやすい

骨盤ベルトは何も知識のない方が自分で巻くものではありません。
骨盤と足をつなぐ股関節という関節がありますが
骨盤ベルトを巻くときに、
この関節も一緒に巻いている方が多くみられます。
その場合、歩いたり、座ったりする時に
股関節へ摩擦がおき、炎症を起こす場合があります。
必ず、プロの方に装着してもらい、
自分でも装着できるように指導を受けることをオススメします。

③ 子宮内血流量の低下

骨盤ベルトを装着するということは
お尻の筋肉やリンパの流れを圧迫することになり
浮腫みや血行不良を起こしやすくなります。
この付近には子宮動脈といって子宮内に栄養を送る大切な血管と併走する筋肉もあります。
このため、妊婦さんは赤ちゃんへの影響、産後の方は子宮の回復、妊娠されていない方はPMSなどの影響も考えられます。

まとめ

私はアメリカの子宮脱などの外科手術や骨盤底筋群の治療を専門とする医師に骨盤ベルトの有効性について尋ねたことがあります。
そのドクターは「なぜ日本がこんなにも骨盤ベルトが当たり前のように使用されているかわからない」と話していました。
つまり、医学的な観点からも健康な方がベルトを使用する有効性はないーということです。
骨盤周囲に痛みがある、産後に退院して安静にできない、
という方だけに骨盤ベルトを使用してほしいと思っています。
また、使用する上で
プロに指導してもらうこと
2時間以上、使用しない
ということは原則として守って頂きたいと思います。

当サロンAnn-bでもコースに関わらず
ベルトの必要性を鑑別し、装着方法も丁寧に指導させて頂いています。
出来るだけベルトを使用しないようにテーピングでケアする場合もあります。
このような疑問や骨盤周りの痛みをお持ちの方は
是非、Ann-bにご相談ください。

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